幼保学生たちのリアルな質問に、保育の現場から回答します。
子どもとの関わりについて
子どもの主体性を伸ばすために、どんな言葉掛けを意識していますか。環境構成ではどのような工夫をされていますか。
子どもの主体性を伸ばすために、大人が決めつけた声掛けはしていません。例えば、食事の際「おいしい?」と声をかけるのではなく、「今日のごはんどう?」と私は声をかけます。常に子どもたちが自分の言葉で自分の想いを伝えてくれるような、そんな言葉がけを意識しています。環境構成としては、子どもたちが自分で遊びたい遊びを選べるようにコーナー保育の導入を各保育室で行っています。発達に応じた玩具や内容、量をこまめに見直し、今の子どもたちの興味関心に沿ったコーナーを整えるよう日々意識して環境構成をしています。